学校に行かず勉強する;独学の基礎

 こんにちは。四人きょうだいの一番上のagonという者です。僕は小学生から高校生まで学校に行かず独学で勉強してきました。この経験を少しでも社会に還元するため、どうすれば教わらずに学べるのかを明らかにしたいと思います。

家で勉強するために必要なもの

 家で勉強をする場合、当然教えてくれる人はいません。なので自分で学ぶ必要があります。しかし急に自力で独学をしようとしても、うまくできない方が多いと思います。それは当たり前のことです。いままでとはまるで違う環境、方法なのですから。独学するにはいくつか必要なものがあります。

1.読む力

 自力で学ぶには本から知識を得る必要がります。 そのためには正確に内容を理解する読解力が必要です。

 読解力とは曖昧なもので、他人から教わることはできません。自力で身につける必要があります。とは言っても難しいものではありません。まずは簡単な本を読み、徐々にその本の幅を広げていくと自然とみにつきます。無理のない範囲で楽しく本を読む習慣を身につけるのが大切です。

 ここで注意しなければならないのが本の内容です。ストーリー、構成のしっかりしたものでないと意味がありません。おすすめなのが昔話です。それも変に話を書き換えていないものです。昔話は古くから伝わっているでけあって洗練されたものが多く、なによりおもしろいからです。

2.書く力

 本を読んだら、次は手に入れた知識を活用する力が必要です。それが書く力です。これを身につけるには単純にひたすら本を原稿用紙に書き写すだけです。ここでもできれば内容のしっかりしたものがいいでしょう。

 一字一句ていねいに書き写しをすることで集中力、著者の文章力が身につきます。書き写しは習慣になるまでが大変な上に効果を実感できるまで長い時間(三年くらい)がかかりますが、続ければ続けるほど力になります。原稿用紙三千枚ぶんでプロの作家になれると言われるほどです。独学をする上で非常に重要です。

 これらが自力で勉強する上で必要な基礎です。また、さまざまな所で効いてくる底力でもあります。これらは遠回りしているように見えますが、実は一番の近道で、一度身につけるとあとは驚くほどの早さで勉強できるでしょう。

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