[HS19]通信添削

4人の子どもたち、中学卒業まで進研ゼミをやっていました。私も高校時代に進研ゼミをやっていましたが、その経験とは無関係です。モノもまったく異なりますし。

子どもたちが2歳ごろから、こどもちゃれんじ(進研ゼミの幼児版)を始め、ずっと継続しました。ベネッセさんは幼児・子どもについてよく研究されていますね。ちょうどいい時期にちょうどいい教材が来て、子どもたちは喜んで取り組んでいました。最初は歯磨きとかトイレトレーニングとか。オモチャのような感じです。早期教育という意識はありませんでした。早期教育のための教材なら講読していません。私は早期教育にアンチなので。子どもたちが興味を示さなければ講読していませんが、すごく楽しみにするので、まあいいか、という感じで。親としては積極的ではなかったけど。

進研ゼミ小学講座は勉強のための講座です。テキストと添削。学習に関する付録。正直言って、うちの子たちは完全独学なので、レベルが合いません。簡単すぎます。意味があるのかな?と思っていましたが、子どもたちは進研ゼミを喜ぶのです。なぜでしょう? それだけ上手に作られているのかな?

親としては、あまり意味を感じないのに料金は高いので、無理にやらなくてもいつでもやめてくれていいんだけど、子どもたちの強い希望で継続しました。

進研ゼミ中学講座は1~2年でハイレベルコース、3年で最難関コースでしたが、独学でやっていればいずれも簡単です。まとめブックなんかは役に立ちそうに思いますが、うちの子たちは、定期テスト対策なんていらないし、高校受験対策も不要です。勉強した内容の復習という意味で取り組んでいたと思いますが。「そんなに簡単なら、進研ゼミやめてZ会にしたら?」と言ったこともありますが、進研ゼミの方がいいそうです。どうしてかな?

進研ゼミには紙ベースのコースとタブレットコースがありますが、子どもたちは紙コースを選び続けました。タブレットはオモチャであって勉強した気がしないそうです。

第一子、第二子は中学講座の教材も添削もため込みがちで、「別にやらなくていいから、退会しようよ。お金高いし」と言うと、突然張り切ってやりだします。
どうしてやめたくないんでしょうね?
「進研ゼミが気に入っているから」という答えが返ってきます。
長らく継続してきて愛着があるのかもしれません。4人分の料金はかなりのものですよ。きょうだい割引とか設定ないし。

第一子が中学卒業のとき、進研ゼミをどうするか聞きました。「もういいかな」という感じだったので、進研ゼミは終了。Z会など他社通信添削も聞いてみました。
「添削はなくてもいい。教材もいらない。独学でできるから」

第二子も同じく中学で終了。

第三子は中3の最難関コースがあまりに簡単すぎ、添削の意味をなしていなかったし、中3の夏ごろには中学の勉強を終えて高校の勉強に移行しつつあり、本人の希望を聞いた上で、中3の夏に進研ゼミを退会しました。Z会など他社通信添削も不要とのこと。サンプル見てもあまり難しくなさそうだし。

第四子も同じ流れで中3の夏に退会。

さて、大学受験を志したら話が変わります。

第一子は19歳の9月から受験勉強を始め、半年足らず後に京都大学を受験しました。まあ、ムチャですね。でも本人はがんばるつもりだったので、親は余計なことを言わず、応援。その際、Z会の京大コースを半年間受講しました。京大の二次試験に似せた添削問題なので。もっと基礎を徹底しないとダメだよ、と親の目には明らかでした。第一子は翌年秋もZ会の京大コースを受講しました。基礎を徹底するには時間が足りなかったけど、3浪年齢となってしまったので、翌年の受験で最後にしました。前期で神戸大学不合格ののち、後期で三重大学に合格。

第二子は中1冬から高2夏までほとんど勉強せず、高2夏に突如大学受験を志しました。高3の後半で、同じくZ会の京大コースを受講しました。現役では高校の勉強始めて1年半なので京大合格はムチャです。1浪時には添削不要とのことで、Z会なし。僅差で京大に落ちて、2浪で大阪大学合格。

第三子は勉強のブランクがなかったので模試の成績が圧倒的でした。高3の後半でZ会の国語のみ京大コースを受講。他の科目は添削不要、独学で十分と本人の弁。現役で京都大学合格です。

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