独学で英語を学ぶ

中学2年生の3月に英検準2級に合格しました。そこに至るまでの道のりをお話ししたいと思います。小学4年生の時に基礎英語1を始めました(小学1年生の時にも勉強しようとしたのですが、英語の勉強をするには幼すぎたのですぐにやめました)。本来なら基礎英語は一年で終わるのですが、ゆっくり時間をかけたので自分は二年半ほど(小学6年生の11月まで)で終えました。CDを使って、一回のレッスンを三日(本来のプログラムだと二日です)かけて勉強しました。まず最初の日に、テキストのダイアログの英語を日本語に訳しダイアログを十回音読します。二日目には、ダイアログを暗唱してまた十回音読します。三日目には、ダイアログを見ないで書き三回音読をします。基礎英語1ではこれらの工程は父と一緒にやっていきました。ですが、ダイアログの予習と復習は全く一人でしました。

基礎英語1のテキストです。左下が英語のダイアログです。

予習として、新しいレッスンを始める前にはノートにダイアログを書いてその横に自分で日本語に訳し、ダイアログに出てきた新しい単語とその日本語訳を別のノートに書き写しました。二日目の前には、暗唱できるように一人で何度もダイアログを読みました。三日目の前には、ダイアログを見ないでも書けるようになるまでノートに書いて練習をしました。

ダイアログとその日本語訳のノートです。下に文法のまとめなどを書いています。

単語帳です。

復習は予習よりも簡単で、短時間で出来ます。レッスンがいくつか終わると、前にやったダイアログとその訳を書いたノートを見て、終わったダイアログを音読し、下の方に書いた文法のまとめを見ます。単語を書いたノートも、単語を見たり書いたりして復習します。ただレッスンを進めていくだけでは英語を身につけることは出来ません。しかし、これらの復習を何度も繰り返すとやがて英語が身についていきます。

予習、復習、レッスンを毎日続けていくのは大変です。毎日続けなければいけない、しかも何年間も続けていかなければいけない、と思えば気が遠くなりやる気なんて出ません。しかしそう思わなければそれほど大変ではありません。続けるこつは「これからどのぐらい長く勉強していかなければならないか」を考えないで、ただ純粋に「楽しいから」続けていくことです。少しでも楽しいと思えたらやる気につながるでしょう。それに最初のうちは予習やレッスンも少ないので、一日の勉強はあっという間に出来ます。そのうちにだんだん量も増えてきますが、順番にやっていけば気がつかない程度です。勉強した日数も量も考えずに、ただひたむきにその日の勉強だけをやっていけば、気がつかないうちに一年でも二年でも過ぎていきます。やがて気がついてみると勉強を始めてから何年もたっていて自分でもびっくりするでしょう。

自分も初めは全く英語を知りませんでした。「ハロー」をどう綴るのかも分かりませんでした。しかし今では英語の本でもある程度読めるぐらいになっています。自分の英語力の土台となったのは基礎英語で、繰り返し読んで書いたことです。

読んで書くことにより英語が身について面白く感じ、また読んで書きます。するとさらに面白くなってまた読んで書きます。これを何度も繰り返しどんどん英語が上手になっていきます。

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