[HS1]ホームスクーリングを振り返って

著書を上梓して1年半。第二子のナツと第三子のアキが大学生になって半年あまり。様々な方々からご感想、ご質問、励ましなど頂きまして、ありがとうございます。

第四子のフユは高2年齢ですが、上の3人から大学生活を聞き、自分も同じように大学へ行きたいと夢を募らせ、日々、勉強に励んでいます。

上の3人は、それぞれが望む学問の世界に触れて、勉学にいそしむと同時に、サークル活動、アルバイト、旅行など、大学生ならではの経験もつんでいます。

4人とも、完全独学の完全ホームスクーリングでやってきて、親としては、まさかこの子たちが大学生になるとは思っていませんでした。2020年夏に突如、ナツとハルが大学へ行きたいと言い出してから、急転換。ある日突然、受験生家庭になりました。共通テストは初年度(2021年)から4年連続で受けてきました。不合格と合格に泣き笑い、残るはフユひとりです。

3人は上から順に、三重大学人文学部、大阪大学人間科学部、京都大学文学部です。それでもわが家では、アンチ学歴です。学歴はたんなる属性でしかなく、そんなもので人の上下をはかるなどバカげているし、恥ずべきことです。子どもたちにも徹底しています。

このサイトで書いていること、著書で書いていることは、学歴を手に入れる方法ではありません。勉強がうまくいかない人たち、学力コンプレックスをもっている人たち、お金がなくて学力を伸ばせないと思っている人たちに寄り添いたいと願っています。

ただの1日たりとも小中高へ行かず、塾や予備校とも無縁で、親が勉強を教えることもなく、だから勉強にかかる費用はぐっと低額で、さらにすごい田舎に住んでいて、それでも上記の大学へ行けた、という事実は、どんな状況のお子さまにも大きな可能性があると示してはいないでしょうか。

これまでにいただいたご質問やご感想を念頭に置いて、ホームスクーリングを振り返ってみたいと思います。

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